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こけし工人伝

図書館で借りた「こけし工人伝」(土橋慶三・著)を読み始めた。
一人ひとりの名工に寄り添うようにして書かれた話なので、全体を俯瞰するという内容ではないけれど、とても面白い読み物。
伝統はいかにして受け継がれ、また、その中から各人の色が出てくるのか。
そして、ときに波乱万丈・破天荒な工人のエピソードはブルースマンや文豪、画家の伝記にも劣らず面白い。

伝統こけしの興味深いところは、文字通り伝統が家系のものを中心に受け継がれていること。
そして、時に、父のこけし、子のこけしの現物が手に入ったりする。
マトリョーシカは主に工房で製作して記名性が薄く、伝統が守られづらい部分もあるけれど、こけしは系統の違い、師匠による型の違い、工人の違い、さらには個体や年代の違いと楽しめる。
なーんていっても、まだまだ比較検討するほど手元にこけしが集まっていないのだけれど…
つまりは、ずっとずっと、長く、深く楽しめる対象なのだと、認識した次第。
そして、よいこけしは、見れば見るほどに不思議と癒される。

お金も時間も有限だけれど、長くこの伝統と美を愛するために、あせらずたゆまず、理解を深めていきたいなーと思っています。

4月にはこけしまつり開催に合わせて、福島は土湯温泉に行ってみます。
こけしの生産地としては東京に近く、安く行けるというのもあり。
実際にこけしを購入するには、通常はこけし専門店に行くのが一番よいみたいだけれど、何しろ現場で伝統を感じることができそうで楽しみです。

今日のBGMはキース・ハドソン~のPREFAB SPROUT。
やっぱり好きだなープリファブ。
胸が熱くなるキラキラ感。

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