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ノルウェイの森

今更、村上春樹の「ノルウェイの森」文庫を新書で買って読んでいる。
上巻読み終わった。
短編の「蛍」というのが好きだったんだけれど、そのエピソードも組み込まれていた。
今のところ、まあまあ好きかな。
しかしながら、村上春樹特有の、冗長で詩的な隠喩?には、「ねじまき鳥クロニクル」を読んでいるときに、随分食傷してしまった。
「ぱっとしないパーティーで誰も手をつけないサンドイッチのはしっこのように乾ききっている」みたいな。
同じく村上春樹特有の、淡々としたクールな描写の方が好き。
「ノルウェイの森」は、今のところシンプルな方かな、と思う。
あと、「海辺のカフカ」や「ねじまき鳥クロニクル」にあった、暴力的な描写は作為的に感じて、あんまり好きじゃなかったな。
さんざん回り道して、作者の最も有名な代表作に到達した訳だけれど、何となく今の気分にフィットしていて、このタイミングで読んで良かったな、と思う。
今のところ、特に恋愛小説だとは思わない。
これがそうだったら、夏目漱石の「こころ」なんかも、恋愛小説っていうことになるんだろうなぁ。

喫茶店で雑誌の「ダヴィンチ」少し読んだ。
色んな作家がいるんだよなぁ。
ほとんど知らない、というか、名前は聞いたことがあるけれど、読んだことない。
文章がうまいというか、素直な作家が読みたい。
その点、ECDは素晴らしいと思う。
淡々としている分、情熱が際立つ。

腰。
背骨より随分左側、わき腹との間くらいが痛い。
ここは腰なんだろうか、くらいの位置。
明日にでも病院に行きます。

出会いあれば別れあり。
昨日、20歳頃に随分好きだった人を、駅のホームに見かけた。
もしかしたら、同じ電車の違う車両に乗ったかも知れない。
あの時のままではなくて、約10年分の年月を重ねたらこうなるな、という顔をしていたので、きっと本人だと思う。
あれから色々あったけれど、その人に関しては、今も好きなまま。
頭がおかしくなるくらい好きだったけれど、そんなに好きじゃなくなった人もいる。
ともあれ、春だなぁ、と思う。

いつか、今、この頃のことを思い出すだろうか。
きっと、思い出すな。
ある意味では、物凄く幸せで、ただ、色んなことが自分には手に負えなくて、むずがゆい時期として。
悪あがきを続けている。

俺たちは、一人で生きている訳ではないのに、どうしてこんなに孤独になってしまうんだろうね。
子供みたいに素直に話し、確かめ合うことで、どうにか不安や絶望をやり過ごしている。
手の内は全てさらけ出している。
ここから始まるんだと思う。

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