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ザ・ムンズ@小倉ギャラリーソープ

P1040010P1040012P1040050_1P1040065P1040066P1040016P1040029ギャラリーソープの開場時間になって、階段を上る。
入って、空間のあまりの素敵さ・居心地のよさに驚く。
白い壁にライトが当たっていて、木の梁が見えたりして、で、ステージというか演奏スペースを半円形に囲むように、ソファーや椅子がぐるっと囲んでる。
入ったときにSTOOGIESの、あの呪文みたいな曲がかかっていたからかも知れないけど、VELVET UNDERGROUNDの1stのジャケ裏?のライブ写真とか思い出した。
あとから入ってきたお客さんも、小倉のどこにいたんだと思うほど、お洒落な人が多い。
東京のライブハウスよりも、落ち着いてる感じかな。
音は、どうしても歌が見た目の近さより離れて聴こえたりするけれど、意外とスッキリしてて良かった。
椅子や本棚があるし、お客さんが入ると、多少の吸音効果があるんだろう。

あと、ギターのフィードバックの出方が東京よりも凄かった。
それを竹野君がコントロールしてるんだけれど、動きに音がぴったり反応してて、東京のライブでもあの音をイメージしてたのかなぁとか思った。

小倉でのライブは、お客さんも含めて、もっとメチャクチャなのかと思っていたけれど、竹野君は東京で見たときよりも大人っぽく見えたし、あるいは緊張していたのかもしれない。
ベースはミルコンさん、ドラムににいさん(通称)と宮本さん。
ミルコンのベースは、弾いていないニューアルバムの曲で意外と良かったり、フレージングがいい。
にいさんのドラムは、高円寺の無力無善寺で観たときからいいなぁと思っていたけれど、松本隆とかリンゴ・スターとかロバート・ワイアットみたいに人懐っこい感じの、歌うドラム。
リーダーは相変わらずで、バンドの演奏中に高いPAの上にニューアルバムを積み上げていたりした。
コンセプチュアル・アート?

今回、寸劇込みで”チャックマン”が聴けたのは結構貴重だったかも。
色々言われているみたいだけれど、こういうのありで、あのメンバーでのザ・ムンズが好きです。
小倉を日本のリヴァプールにしてしまえ計画。
しなくていいけどさ。
こういう、CDとかにあてはまらない、はみ出ちゃうところ、無駄なところがいいんじゃないかな。

ずっとメタルばっかり聴いてた俺が、サニーデイサービスを初めて聴いたときには、その価値観みたいなところにもしびれたんだけれど、ニーネにもそれを感じたし、ムンズもそう。
音楽だけをパッケージングするっていうのは、実は結構不自然な、それでいて予定調和なんじゃないか、とか思ったりする。
音楽は魔法。そのことは分かった上で。
音楽を表現と捉える人までペラペラになったらつまんないよ。

曲は、印象の強いところでは、”Surf's Up”とか、ニューアルバムの”still alive”、”パララとパンツと青い空”、あと”ラヴトレイン”、”星”なんかもやってたよね。
もう結構いろんなライブの印象が混ぜこぜでよく分からないんだけどさ。
ムンズがどうしても竹野君のソロ色が強く見えるのはそれはそれで事実なんだけれど、”パララとパンツ~”は、ライブで見たらガチッとバンドに見えて、格好よかった。
例えばこの1曲の、ほんの一瞬でも観れたら、小倉に来て損したなんて思わなかっただろうね。
しかし、ギャラリーソープは絵になるところ。
ニーネとムンズのツーマンが観れたら最高だな。

あ、途中で客いじりで声を掛けられたりしたんだけれど、自分の機転の利かなさにがっかり。
え~。

ライブはちょっと東京のときとは違う感じで散漫になったところがあったかもしれない。
東京の方が、もとのテンションが高かっただろうし。
ライブは違って当たり前。
その中で、いつも驚きとか、感動できるポイントがあればいいなと思う。

そういえば、竹野君はヴォーカルのフェイクが多いんだけれど、それが凄く音楽的で、メロディメイカーだなと思う。
ソウルフル。
ギターもちょっと崩して弾いたり。
いつも、もっともっとっていうところで探しているのが分かる。
ライブ盤、出したらいいのになぁ。
今出ているCDに入っていない曲もいい曲ばかりだし。

ライブはちょっと曖昧に?終わって、アンコールで2曲(だっけな)やった。
ソープは放っておくと永遠にライブが出来そうなので、それはそれでつらいかも知れない。

分析は下らないな。
あの空間にあった光とか空気とか会話とかが、当分忘れられそうにない。
あたたかさとか、手触りとか、そういうところで、やっぱり「ライン」じゃなくて、「STILL ALIVE」のライブだな、と思いました。

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